強く賢くなろう~池部秀則のブログ

前向きになれる言葉を探して

こんにちは

初めまして。

ある本をご紹介します。

タイトルは非常に長く『面白いほど成功するツキの大原則 ―ツイてツイてツキまくる頭の使い方教えます』といいます。一般的に『ツキの大原則』として知られて(?)います。
出版された当初は帯に「納税額日本一・斉藤一人さん推薦」とありました。かなり古くて、初版が2001年です。ところが読み直して、中身が古くなっていないことに驚きました。21世紀当初と比較して、日本がますます経済的に追い込まれ、円安とインフレが進んで、その割には賃金が上がらないという今日だからこそ、読まれて然るべき本だと思います。書かれた西田文郎さんなら、「円安、インフレ、賃金安?ツイている人間には、むしろチャンスだ。」と言われると思います。斉藤一人さんもおそらくそうでしょう。
一見、逆境に見える状況や大きな失敗をしでかしたとしても、ツキのある人間はへこたれずにチャレンジを続けるだろう。今目の前にあることに感謝して、自分の脳を「快」にして幸せを作り出そう。お金の価値を知って、しかもお金以上の価値を知る人は魅力的である。しんどい努力をせよというのではなく、勉強や仕事を楽しみ面白がって努力をしよう。・・・・斉藤一人さんの本を読み慣れた人には当然のことですが、メンタルトレーナーとして、スポーツ選手やサラリーマンを指導してきた具体的な話があるので最後まで飽きずに読めます。
私自身がハッとしたのは
「孝行したいときに親はなし」というが、これは取り返しのつかないことではない。スポーツ選手には親が亡くなった後、脅威的な記録を出す場合があることを見ればいい。これは親の死によって、親の愛情の深さを知ったからだ。
というところ。
童話シリーズで、私は私自身が描いた絵を披露していますが、これは今は亡き母を喜ばせる為に始めたことなのです。入院した母に最初は本を読んで聴かせていたのですが、理解力も気力もなくなり、ならばと学生時代より描く機会のなかった絵を描いて見せるより他なくなったからなのです。
繰り返しますが、ひとりさんの本を読み慣れた我々でも学ぶところは多々あります。
皆様にご一読をお勧めします。